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人生迷子

 オリジナル小説を書いたり、二次創作を書いたり、PBWのマスターとして活動したり、小説の感想を書いたり、日記を書いたり――要するに文芸するブログです。

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第3話 ゼロのルイズ(3)

2013.02.25 (Mon)
 これを書いている頃は、確か原作をほとんど読み進めていなかったので、マリコルヌがあそこまで出番が増えるとは知りませんでした。そのため、ただの傲慢な貴族という感じのモブキャラっぽく書いてあります。修正した際には、もっと良い男にしたいものです。

 以下が本編です。





 才人はルイズの部屋を出ると、すぐにデルフリンガーを抜いた。

「どうした相棒?」

「相棒……?」

「これからはおめえが俺を使うんだろう? だから相棒だ」

「相棒ねぇ……まあいいけど。それよりさ、ルイズって……もしかして、物凄く変な奴?」

 廊下をぶらぶらと歩きながら、剣と話す。才人はちょっとだけ悲しくなった。

「嬢ちゃんは確かに普通じゃねぇな。今の魔法を打っ壊す、正気じゃねぇ」

「俺はこの世界の魔法がどんなのかは知らないけど、少なくとも貴族があんだけ威張ってられるんだ。それだけのもので、しかも支配者の証なんだろう?」

「相棒の想像通りだ。今の支配体制を打っ壊すと同義だぜ」

「とんだ主に引き当てられたんだな、俺って」

 かちかちとデルフリンガーは笑った。

「ちげえねえ。お互いに変な奴に拾われたもんだ」

 そのまま適当に会話を続けていると、向こう側から黒髪、黒目のメイドが歩いてきた。

「日本人……?」

 思わず才人は目を疑い、何度か目を擦ってから再度確認する。やっぱり、日本人っぽい人だ。顔立ちや雰囲気は完全に西洋風だが、どことなく日本っぽさを感じさせる。
 才人はデルフリンガーを鞘にしまうと、そのメイドに声をかけた。

「あのさ、日本ってわかる?」

「は、はい?」

 メイドは目をしばたかせ戸惑っていた。この反応からして、どうやら日本を知らないようだ。ただ容姿がそれっぽいだけなのだろう。日本人にだって、他の国の人に見える者はそれなりに居る。

「いや、ごめん。なんでもないよ」

 才人は話を切り上げてその場を立ち去ろうとした。

「あの、すみません」

 するとメイドに呼び止められる。

「なにかな?」

「あなたはもしかして……ミス・ヴァリエールの使い魔になったっていう」

「そうだけど。きみはメイジ……じゃないよね」

 メイジはほぼ貴族らしいから、まさかメイドをやる貴族は居ないだろう。

「はい、私はあなたと同じ平民です。貴族の方々をお世話するために、ここでご奉公させていただいているんです」

「大変そうだな。……俺は、平賀才人。よろしく」

「変わったお名前ですね……。私はシエスタっていいます」

 今度こそ立ち去ろうととした才人だったが、

「あの……今、お時間ありますか?」

 と日本人風の美少女に誘われてしまった。
 もちろん才人……男なら、

「余裕です」

 ときもい笑顔で了承する。
 もちろん、シエスタには引かれた。




 シエスタに付いて行くと、食堂の奥にある厨房に辿り着いた。

「ここなら、滅多に貴族の方々も近付かないので……」

 それだけ言ってシエスタはどこかへ行ってしまう。
 いや、それってどういう意味? と不安になり始める才人だったが、調理を行っているコック長のマルトーの視線が突き刺さり、へたな身動きができない。きっと彼も平民だろうから、貴族の使い魔である自分を警戒しているのだろう。

 才人はこの世界に来てまもないにしても、貴族と平民という二つの身分を正しく理解できていた。ルイズは確かにむかつくところがあるが、貴族に対するむかつくとは違ったものだ。例えば、教室でルイズを罵倒する連中なんかが、今の才人にとっては貴族の代名詞的存在になっている。

 わがままで、傲慢で、自由で、横暴で、余りに幼い。甘やかして育てられた子どもによく似ている。いや、現にそうなのだろう。そして、ただ甘やかされただけならましだった。あいつらは、魔法という強力な武器をもっているのだから。
 シエスタはシチューを入れた皿を持って戻ってきた。

「あの、どうぞ。賄い食ですけど」

「ありがとう、小腹が空いててちょうどよかった」

 才人は遠慮なくシチューに食いつく。貴族用のものなのか、やっぱり格別な味だった。美少女との食事というのもポイントが高いのかもしれない。

「食べながらでもいいので、聞いてもらえますか?」

「んっ、構わないよ」

「ミス・ヴァリエールとは……なんといいますか、良好な関係は築けていますか?」

「……ん~、良好ね。まだたいして一緒に居るわけじゃないからよくわからないけど、まあ嫌われてはいないと思うよ」

「そうですか」

「でもどうしてそんなことを? 平民は基本的に貴族を嫌ってるだろう?」

「それはもちろんです。でも……ミス・ヴァリエールは特別なんですよ」

「特別……?」

 確かに普通のは貴族ではない。

(かといって平民に好かれる性格ではないと思うけどな。それとも、あのよくわからないカリスマとか……ソフィアに見せる笑顔とかで、ちゃっかり人気あるのかな?)

 シエスタは頷いてから、記憶を振り返りながら語り始めた。

「ミス・ヴァリエールは確かに他の貴族と同じく傲慢かもしれません。いえ、他の貴族以上に傲慢でしょう」

「言うね」と才人はこれが陰口の強さか、と感心する。

「ですが、あの傲慢はミス・ヴァリエールのものであり、そして誰に対しても平等に向けられる傲慢さなんです」

「それは確かにわかるな」

 ルイズは誰に対しても、気に食わなければ喧嘩を売る。そして必ず勝つ。それは貴族に対しても平民に対しても、きっと王族でも同じなのだ。
 ルイズは自分が一番で、他のすべてが二番なのだ。それしかない。もしかしたら、ソフィアやデルフリンガーも一番に入るかもしれないが、とりあえず自分以外のすべてはルイズにとっては平等なのだ。

「だからルイズは貴族の中ではまし?」

「平たく言ってしまえば、そうなりますね……。それに、ミス・ヴァリエールは……いえ、あなたは使い魔で、ミス・ヴァリエールの傍に居られる存在ですから……。どうか、ミス・ヴァリエールを嫌わないでください」

 どうして平民のシエスタが貴族のルイズをこんなに気に掛けるのか、才人にはよくわからないが、別に断る理由もないので、

「もちろんだよ」

 と笑顔で了承した。




 和気藹々な食事風景を演じ、その後シチューのお返しということでデザートをくばる手伝いをすることになった。
 銀のトレイを持った才人は、食堂にマリコルヌの姿を見つけて眉をひそめた。しつこくルイズをからかっていた相手なので、顔を覚えてしまった。

「なんだ平民、貧乏がうつるからこっちを見るな」

 マリコルヌの隣に居た男子生徒がしっし、と才人に向かって手を振った。
 才人はそれを無視して、ケーキ配りに従事する。

「あのゼロの使い魔だからな、腰抜けに決まってる。主は言葉でしか反抗できないで、使い魔はだんまりか。おい、無視するなよ、平民」

 マリコルヌが続く。
 しかし才人は無視した。隣に立つシエスタは顔を青くしている。

「やれやれ礼儀を知らないドブネズミは、どうやらオスとしてのプライドもないらしい。これだけ言われても何一つ言い返せもしない」

 やたらとキザな男が、薔薇をくわえながら言ってきた。
 それでも、才人は無視をする。

(あのくそ野郎どもめが……デルフで真っ二つにしてやろうか、あんっ!)

 内心では着実に怒りゲージが上昇していた。
 デザートを一通り配り終えると、マリコルヌの席の連中が、ケーキを所望した。仕方なく二人は向かったが、シエスタはすっかり血の気の失せた顔だった。

「おい、さっさとしろよ」

 ケーキをつまむはさみが小刻みに震えている。この世界で生きてきたシエスタには、骨の髄まで貴族の恐ろしさが染み付いてしまっているのだ。
 そして、そのミスは起きてしまった。
 はさみから力が抜け、ケーキは重力に従い落下する。落下地点は、キザな男の服だった。ズボンにべっとりとケーキが付着してしまった。

「やってくれるな、平民」

 キザな男は奮然と立ち上がった。
 シエスタは蛇に睨まれた蛙状態である。

「すみません……」

 シエスタは泣きそうになりながらも、きちんと丁寧なお辞儀をした。

「それだけで許されると思っているのか?」

「おいっ、謝ってるんだ。それでいいだろう」

 思わず割って入った才人は、キザな男の腕を掴んだ。
 そもそもは、シエスタを怯えさせたお前らが悪いんだ、と才人は視線を鋭くする。

「触るな、汚らわしい平民が。なんだ、さっきのケーキを落としたのはお前の差し金か。そうか、あのゼロのルイズの使い魔だものな。随分と姑息でちんけな仕返しをする」

「…………」

 才人は無言でキザな男と対峙する。
 キザな男は優雅な動作で髪を払い、

「僕も身の程を知らないきみの存在が気に入らなかったんだ。ちょうどいい、礼儀を叩き込んでやる。それとも、その女を置いて逃げるか?」

「いいぜ、やってやるよ」

 闘志を滾らせ、才人はキザな男を至近距離から睨み付けた。

「ヴェストリの広場で待っている。逃げるなよ」

 キザな男は、マリコルヌ達を引き連れて食堂から出て行った。
 マリコルヌが才人を見て、いやらしい笑みを浮かべていたが、もしかしたら最初からこういう作戦だったのかもしれない。

 シエスタを怯えさせ、そして才人を怒らせる。
 いや、過程はどうでもいい。今は勝利という結果をもってして、自分の正しさを証明をすればいい。
 すっかり怯え切ってしまったシエスタを厨房まで連れて行く。

「だめ、あ、あなた……殺されちゃう」

 厨房を出る時にシエスタが呼び止めようと才人に言った。

「殺されないさ」

 才人は笑って厨房を後にした。




 食堂に戻ると、ルイズの姿があった。

「才人。向こうはもちろん正々堂々なんかで……ギーシュはともかくとして、他の連中が何をするかわからないわよ。それでも行く?」

「なんだよ、見てたのかよ」

「最初からね。まあ才人なら余裕だろうけど、あちらがそれなりの手段に出るのなら、わたしも出るから」

「……死人が出ないか?」

「大丈夫よ、加減するから。ほら、さっさと広場に行きなさい」

「ヴェストリの広場ってどこ?」

「…………締まらないわね」
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第2話 ゼロのルイズ(2)

2013.02.24 (Sun)
 この話の最後で語られているルイズの言葉が、『中二病ルイズ』のすべてです。
 ルイズは己の爆発魔法によって人生を歪められ、そして突き進むことになった。オリジナル要素の詰め込み過ぎて薄れていますが、ルイズの行動と思想のifが一応メイン要素だったりなかったり……。

 以下が本編です。





 出鱈目に走っていて、アルヴィーズの食堂に着いたのは一つの奇跡だろう。

「ここが食堂よ、いい加減下ろしなさい」

「あっ、すまん」

 冷静さを取り戻した才人は、ルイズを下ろした。

「適当な席に座るわよ」

 その言葉通り、ちょうど空いている箇所があったので、ルイズと才人は並んで座った。

「おい! ゼロのルイズ! そんな薄汚い平民を椅子に座らせんな! 座れなくなるだろ!」

 ちょうど二人が座ったタイミングで、一人の男子生徒が文句をつけてきた。

「黙りなさい、かぜっぴきのマルヌルコ」

「俺はかぜっぴきでも、そんな怪しい名前でもない! 風上のマリコルヌだっ!」

「あっ、そう。才人、余り作法は気にしなくていいわよ。戦うのは常に自分自身、自分のやりやすいやり方を見つける。それだけでいいの。貴族のルールだとか、誰々がどう言ってるとか、……まあもちろん、いまのわたしのこの言葉もそれに含まれるけどね」

「それはわかったけど、あそこのかぜっぴきは放っておいていいのか?」

「朝食が不味くなるわ」

「おいっ! 無視するな! なんだ、聴力もゼロか!」

「やっぱりマルトーの作る食事は最高ね。才人もそう思わない?」

「うめぇ、うめぇよ。こんなうまい飯初めて食ったよぉ」

 苛烈なご主人様との生活にストレスを溜めていた才人は、美味しい食事にありつけて、ほっとしたのか涙が溢れた。

『泣くほどなのですか……』

 ルイズの懐にしまわれたソフィアが、呆れたらしく声を漏らした。

「それはよかったわ。平民の食事というより……あちらの食事はそこまで詳しくないから、口に合って安心ね。腹が減っては戦が出来ぬ、と言うぐらいだもの、護衛の意味がなくなってしまうわ」

「だから、無視するなっ!」

「うめぇ……うめぇえよぉ……」

『サイト様、一体今までどんな食事を取っていたのですか……』

 もちろん、最後までマリコルヌは無視された。




 教室に入ると、ルイズと才人はほぼ全員からの視線を頂いた。

「…………」

 ルイズは構わず、胸を張って席についた。才人はおっかなびっくりしながら隣の席に座る。
 先ほど無視し続けたマリコルヌや、廊下で出会ったキュルケは、睨み殺す勢いで凝視してきていた。背中に穴が開きそうだ。

 そんな視線で蜂の巣状態にも関わらず、ルイズは読書をしていた。中を覗いてみたが、文字が読めない才人は内容どころかタイトルすらもわからなかった。

「ルイズ、あんな態度を取ってたら、流石に不味いんじゃないか?」

「わたしは気にしないわ。だから、気にしなくていい」

「そういう問題か?」

「そういう問題よ。あちらが勝手に睨んできて、無駄な時間を過ごす。わたしは優雅に読書をする。どちらが損しているかなんて一目瞭然よ。それに、生きる伝説として名高いわたしの姿を目にできる時点で幸せ者なのよ」

「意味が分からん」

「わかる必要は無いわ。持つべき者の悩みというものよ」

 とりあえず才人はルイズを何一つ理解できなかった。
 幾らか沈んだ気持ちも、周囲の視線に慣れると、ファンタジー空間に興味津々で、ついつい使い魔に関して質問してしまう。嫌そうになしながらもルイズは答えてくれたので才人は気にしなかった。たった一日かもしれないが、才人はルイズに似てきたのかもしれない。

 そんな風に時間を潰していると、紫色のローブに身を包んだ中年の女性が教室に入ってきた。どうやらその人が教師のようだ。
 何かごちゃごちゃと言った後、その教師の視線は才人のところで止まった。

「おやおや。変わった使い魔を召喚したものですね。ミス・ヴァリエール」

「ええ、とても優秀で――」

 ルイズの発言の途中でマリコルヌが嘲弄の声を上げる。

「ゼロのルイズ! 召喚できないからって、その辺歩いてた平民を連れて来るなよ!」

 マリコルヌに乗せられて、何人かの生徒もルイズに罵詈雑言を浴びせ出した。
 懐にしまわれたソフィアが激しく点滅する。どうやら怒っているみたいだ。

『それ以上の侮辱は――』

「ソフィア、いいのよ。ああいう馬鹿は放っておくか、論破してあげるのが一番なの」

 昂るソフィアを宥めて、ルイズは慈愛に満ちた表情で諭した。
 才人はそのルイズの表情に驚いた。確かにルイズの笑顔は何度も見たが、そのどれもが人を見下しているか、ただ愉悦に浸っているものだ。今の笑顔は誰かのための笑顔だった。

(やっぱり優しさがないわけじゃないんだよな)

「ははっ、事実だから何も言い返せないのか、ゼロのルイズ!」

 点滅をおさめたソフィアを撫でてから、ルイズは能面のような顔で立ち上がった。

「ミス・メリコムル、つまりあなたは、わたしが行ったサモン・サーヴァントによって発生した煙が、その平民をあそこに配置するダミーだったと? まあそれは認めていいわ。さて、では学院の許可を受けていない平民がひょっこり現れる。それはそれは、あなたは学院の警備体制が甘い、と言いたいのね。そうね、なら学院長と一緒にお話をしに行きましょうか。納得がいくまで話し合いましょう。どこからこの平民が侵入したのか、その侵入経路をまず探さないと。でも、この平民にはルーンが刻まれているわね。あら、なら適当に誰かにキスをすればその人はすぐに使い魔になるのかしら? 恐ろしいわね。ああ、そうね、あなたは視力がきっとゼロだから見えなかったのね、ごめんなさい」

 捲し立てられ、マリコルヌは口を挟めない。言ってることは無茶苦茶なところもある。しかし有無を言わせない口調、そしてその迫力。何も言い返す気力が湧かない。そのため、名前に関しての突っ込みすらもマリコルヌは入れられなかった。
 ミスタがミスになってたり、何か痛そうに名前になっていたのだが。

 才人はどうでもいいところが凄い気がする主に溜め息をついた。そして、まだまだ均衡状態が続きそうなので居眠りすることにした。
 その後、教師のシュヴルーズが取り繕うまで、二人は睨み合っていた。ルイズは睨みながらも頭では術式の研究の思索を巡らせていたらしいが。




 才人がうとうとしていると、何故かルイズが教壇に立っていた。

(おいおい、まさか授業を支配したのか?)

「才人、しゃがんだ方がいいわよ」

 才人に気付いたルイズが悪戯っぽく微笑んだ。仮面のような笑みだった。

「あ、ああ」

 周囲を見渡すと、ほとんど生徒が机の下に隠れていた。よくわからないが、才人はそれにならうことにした。
 しかし、好奇心が旺盛な才人は机からついつい顔を出して、ルイズの方を窺ってしまう。

 ルイズは何やらソフィアとやり取りをした後、教卓に置いてある石ころにソフィアを振り下ろした。
 その瞬間、石ころが光り輝き……爆発した。
 石ころの破片は狙いをすましたかのように、先ほどルイズを馬鹿にした連中に飛んで行く。
 すぐ側に居たはずのルイズやシュヴルーズは無傷で、教卓と、その前が無残な有様になっていた。他に被害を被ったのは、ルイズを馬鹿にした連中だけだ。

「ちょっと失敗したみたいね」

 意味深に笑って、ルイズは才人の隣に戻ってきた。
 しばし沈黙していた一同だが、机から顔を出すと、また暴言の嵐が巻き起こった。そんな中、ルイズは涼しい顔で予習勉強をしていた。
 才人はそれを見て、やれやれ、と肩を竦めた。




 ルイズの部屋に戻った二人は、少しだけ重い空気だった。

「なあルイズ、あの授業って『錬金』とかいうのをやるはずだったんだろう? どうして爆発したんだ? いや……どうして、皆もお前も爆発するのをわかってたんだ?」

 才人の質問に答えず、ルイズはベットに転がり込んだ。

『ルイズ様、そのまま寝てしまうと、服にしわができてしまいますよ』

「寝ないから大丈夫」

 答えてくれないので、才人は不貞腐れ、ソファに深く腰掛けた。暇だな、と呟いて、背中にある剣が話し相手になることに気付いて、鞘から取り出そうとする。
 ちょうどその時だった。ルイズが口を開いたのは。

「ゼロのルイズ」

「ん……?」

 才人は柄から手を放し、ルイズの方を向く。

「ゼロとは、成功率ゼロのゼロ。魔法が一切使えないゼロ。才能ゼロのゼロ。メイジとして最悪のあだ名でしょうね。でも、」

 ルイズはベットの上で立ち上がった。
 その瞳は爛々と輝いていた。

「ゼロって格好いいわよね? ふふっ、あいつらは本人が嫌がっていると思っているけど、わたしは気に入っているのよ、このあだ名。いえ、二つ名。とてもわたしらしいもの」

「つまり、錬金とかいうのは使わないんじゃなく、失敗したわけでもなく、ただできない?」

「そういうことよ。昔からそうだったの。どんな呪文を唱えても爆発する。だから、家族にはほとんど見捨てられた状態だったしね。でも、わたしが変なわけではないのよ。魔法がただ適していないだけ。なら、自分に合った魔法体系を見付ける……いえ、創ればいいだけの話でしょう? 残念ながら、わたしは凡人じゃないのよ。ブリミルの生まれ変わりだというのなら、今の魔法体系を創った者の再来だというのなら、新たな魔法体系を作れて当然よね? もちろんブリミルを越すのが当面の目標だけどね」

 ルイズは何がそんなに愉快なのか狂ったように笑っていた。それが才人には怖かった。本能的な部分で恐れてしまう、そういう種類の笑い声だった。

「才人、この学院にいれば、天才であるわたしを理解できない低脳どもが、罵倒してくるでしょうね。でも気にしたら負けよ。天才は常に孤高であればいいの。寧ろ理解されるのは死後十年先でいいわ。彼らが間違っているとは言わない、でも、わたしの方が正しいと思っている。だから、わたしはあんな低脳どもの支配を終わらせたいの。それを成すのに一番手っ取り早い方法がある……」

 ルイズの黒い瞳がギラリと光る。

「――わたしは今の魔法を打っ壊す」

第1話 ゼロのルイズ(1)

2013.02.23 (Sat)
 サイトを人間扱いはしていますけど、逆に扱いが悪い気がする、そんな本作品のルイズです。
 そして、最初からルイズ一家を自重させる気はありませんでしたね。書き直す際には、杖の姉妹は出さない予定なので、寂しいものです。

 以下が本編です。





「んで、ここはどこで、お前は誰で、さっきの空を飛んでたファンタジーとか俺の腕に刻まれた文字? 刻印? なんでもいいけど、色々となんなんだ?」

「順に説明したいけど、しない方のが面白そうだからしない」

「はぁっ!?」

 召喚された男――平賀才人は困っていた。それはもう泣きたいぐらい困っていた。
 ゲートを潜ったら、そこは魔法の世界でした、という笑えなくもない展開によってここに居るからだ。しかも、こちらへと呼び出したらしい奴は偉そうな態度を取って何も説明してくれない。

 二人はルイズの部屋に居た。
 『サモン・サーヴァント』を終えて、ルイズは様々な嘲りを受けた。才人はあらゆる混乱系攻撃と呪文を一度に受けた状態になっていた。
 混乱が抜け切れないまま、空を飛ぶ人間を見た才人はパニック状態に陥り、ルイズに詰め寄った。

「部屋に戻ったら説明してあげる」

 そう答えたので大人しく付いて行った。
 しかし、説明する約束は先ほどのセリフで破られた。
 足を組み優雅に椅子へと腰掛けるルイズは、更に面白いことになっている才人を見て、声を出して笑った。

「安心して。衣食住は責任は持つから。死にはしないわ」

「それはありがとうございます……じゃなくて! 少しでもいいから説明をくれよ!」

「ふっ、この天才無敵、ブリミルの再来とも言われるルイズ様に教えを乞うか、下郎」

「げ、下郎っ!?」

「名前をまだ聞いてないから下郎と呼ぶしかないでしょう?」

 無茶苦茶な理論だった。
 才人は相手の精神年齢は自分とは10は違うんだ、と必死に自分を抑える。もちろん下にだ。

「俺は、平賀才人だ。お前は?」

 ルイズは妖艶に微笑んだ。色気など微塵も感じられないものだった。

「わたしはルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。ルイズ様と呼びなさい」

「は……? なんで様付けしなきゃなんないんだよ?」

「わたしはあんたの主、あんたはわたしの下僕……使い魔。当然でしょ?」

「意味が分からん」

「流石にそれぐらいは説明しないとダメかしら。まあそれよりも、あんた『佐藤』という名前に心当たりは?」

 才人は突然飛び出た日本人の苗字に首を傾げた。

「心当たりつっても、腐るほど居るだろう」

 その返答に対しルイズは益々上機嫌になった。

「素晴らしい回答ね。流石はわたしの使い魔」

「嬢ちゃんよぉ、流石に不親切過ぎやしねぇか?」

 一人で高笑いを続けるルイズに、恐怖を覚えた才人が思わず壁際に退散すると、すぐ横から声が聞こえた。

「え? 今喋ったの誰だよ?」

 びくびくしながら、辺りを確認するも、気になったのは抜き身のまま壁に立て掛けられている剣だけだった。

「おめえの目は節穴か、坊主」

「は? え?」

 声の発せられる方向を見ると、抜き身の剣がカタカタ震え……いや、喋っていた。

「デルフリンガー、余り苛めちゃだめよ」

「ははっ、嬢ちゃんには似合わねえ使い魔だから、ついつい苛めちまったぜ」

「デルフリンガー、確かに間抜けそうだし度胸も無さそうだけど、触ってもらえば、そいつ……才人だったけ? 才人の価値がわかるはずよ」

 デルフリンガーは無言になる。
 ルイズは戸棚からワインを取り出しながら言った。

「才人、その剣を握ってみなさい」

「いいのか? 確かに触ってみたいけど」

「大丈夫よ。噛み付いてきたりしないから」

 才人はゆっくりとデルフリンガーの柄を握った。

「え……?」

 握った瞬間、才人は体が軽くなるのを感じた。それと共に、武器の情報が自分の中に流れ込んでくる。

「おでれーた! まさか『使い手』とは」

 デルフリンガーの反応にルイズはワインをあおり、口角を吊り上げた。

「大正解ね。わざわざあんな古臭い本を読んでいてよかったわ。始祖ブリミルの使い魔の一人、ガンダールヴ。ふふっ、確かにそのぐらいの使い魔でないと、わたしには相応しくないわ」

「え? おい、勝手に話を進めるなよ。俺はサッパリだぞ」

「その方のが面白いじゃない」

『ルイズ様、流石に最低限の説明は必要かと』

 テーブルの上に置かれた白色の杖の宝石がちかちかと点滅した。

「ソフィアが言うなら仕方ないわね。才人、あんたにこの世界の知識を与えてあげる。わたしとソフィアに感謝しなさい」

「今度は杖が喋ったぁぁっ!」

「…………ソフィア、あいつは聞いてるのかしら?」

『ルイズ様、抑えてください』

 ルイズはせめてもう少し大人しい使い魔の方がよかったな、と溜め息をついた。




 数時間の説明という名の死闘の末に、ルイズと才人の主従関係は成り立った。

「それで才人、あなたはこれがわかる?」

 ルイズは、部屋の端に敷き詰めたガラクタの一つを手にとって、手渡した。

「おいおいっ! これって、銃じゃねえか」

「銃……? やっぱりそれは銃だったのね」

 才人が渡されたのは、映画や紛争地帯などでよく目にするアサルトライフル――AK-47、あるいはカラシニコフと呼ばれる銃だった。ウッドストックがなんともいい味を出している。

「ってこれ、使えるぞ。弾入れっぱなしかよ」

 才人は自分でも驚くほど手馴れた手付きで、カラシニコフの点検をした。そして、銃に触れている間、手の甲にあるルーン文字(ルイズが説明してくれた)が光っているのを見て、ルイズの言っていたことが事実であると理解できた。

(あらゆる武器を自在に操る能力ね。異世界召喚ものでよくあるチート能力だよ)

 才人は、まさかそうなるのが自分だとは夢にも思っていなかった。

「ガンダールヴ、便利ね」

 デルフリンガーの剣身の腹をくすぐっていたルイズがうっとりとする。

「嬢ちゃん、くすぐってえから、勘弁してくれ」

「だからやってるのよ」

 才人は点検にますます熱心になる。すべて手に取るようにわかる。そう思うと、実際に撃ってみたくなった。

『ルイズ様、私も撫でてください』

「あら、ソフィアは甘えん坊さんね」

『ち、違います! 撫でることによって、私はですね、その、ルイズ様から魔力を受け取ることができるのですよ』

「長い付き合いだけど初めて聞いたわ。まあ、一緒に撫でてあげる」

「俺を解放してくれ……」

「デルフリンガーの、その錆び付き具合をわたしは気に入っているのよ」

『あ、ああ……ルイズ様、気持ちいいです』

「ふふっ、やっぱりあなた達と居た方が落ち着けるわ」

「おおっ! すげぇ、集中すると内部構造までわかるぜ!」

「才人、折角和んでいるんだから、黙ってなさい」

 ルイズはソフィアを手に、適当に呪文を唱える。
 すると、才人の頭上で爆発が起こり、才人は夢の中へと落ちていった。

「これで静かになったわね」

「相変わらず嬢ちゃんには容赦ってもんがねえな」

『流石です、ルイズ様。ますます座標指定がお上手になりましたね』

「ソフィア、わたしは天才なのよ。不可能なんてないわ」

『ええ、充分に承知しております』

 今日もルイズ一家は平和なようです。




 ソフィアに起こされたルイズは、さっさと身支度を済ますと、ソファで寝させた才人を蹴り起こした。

「起きなさい。才人、仕事よ」

「いってぇ……。は……? ああ……やっぱり夢じゃないのか」

「残念だったわね。あんたの当面の仕事はわたしの護衛だから、そのつもりで。武器は……そうね、デルフリンガーを使うといいわ」

「使い手に使われるのは久し振りだぜ、腕がなるってもんよ」

 早朝から元気なデルフリンガーを鞘に収め、才人へ手渡した。ルイズはソフィアを制服に仕込んだ。

「さあ、朝食に行くわよ」

「へいへい」

 部屋を出ると、ちょうどキュルケも同じタイミングで部屋から出てきた。
 ルイズに気付いたキュルケは、燃えるような赤い髪をなびかせ、ブラウスのボタンを外すことで更に強調された巨乳を揺らしながら近付いてくる。

「おはようルイズ」

 にやりと笑うキュルケの挨拶に対し、

「おはよう」

 とルイズは無表情で、味気なく返答するだけだった。
 そのままルイズはキュルケに構わず食堂に向かう。
 うまく付いて行けず、取り残された才人は、とりあえずキュルケに挨拶をした。

「えーと、おはよう?」

「へえ、人間の使い魔ね。ゼロのルイズには本当にピッタリじゃない。でもやっぱり使い魔にするならこういうのがいいわよねぇ」

 キュルケはその場を去ろうとするルイズに聞こえるように大きな声で言った。
 ルイズは一瞬、足を止める素振りを見せたが、すぐに歩みを再開させた。
 状況は理解できないものの、とにかくルイズを追わなくてはいけない気がして、才人はキュルケの横を抜けようとした。しかし、真っ赤な何かに遮られ通れなかった。

「うおっ! なんだよこいつ!」

 思わず背負っていたデルフリンガーを構えそうになる。
 そこに居たのは、巨大なトカゲだった。熱気を放っていて、狭い隙間を抜けようにも火傷を恐れてそれができない。

「くそぉ、つくづくファンタジーだよ。こいつ、あれか……えーと、サラマンダーってやつなのか?」

「あら知ってるのね。そうよ、火トカゲよ。フレイムっていうの。微熱のあたしに相応しいでしょ。見て、この尻尾。凄いでしょ? ここまで鮮やかな――」

「才人、行くわよ」

 ルイズはキュルケの自慢話を遮って、平坦な声で才人を呼んだ。

「あら、負け惜しみぐらい言いなさいよ」

 何やら不穏な空気を感じ、才人は身構える。

「負け惜しみ? この人類の希望であり、新人類の礎とまで言われたわたしが、あんた如きに負ける要因が一つも見付からないわね。負けるとしたら、敗北の数くらいよ。だってわたしは勝利が約束されているもの。そうね、確かに負けるという経験は貴重かもね。それに関しては教えを乞うかもしれないわ、負け犬。いえ、万年盛り犬かしら?」

 ルイズは不敵な笑みを浮かべていた。
 隣でぷるぷると怒りに震えるキュルケからは、サラマンダー以上に熱い熱気を放っていた。流石に不味い、と才人はルイズを止めるべきか、キュルケを宥めるべきか悩んだ。

「それにね、そもそも人類最強のわたしが呼び出した使い魔よ? 使い魔中で最強に決まっているじゃない。それは必然よ。そんなこともわからないなんて、やっぱり頭に行く栄養がすべて胸に行っちゃってるのね」

「~~~~っ!」

 今にもルイズへと襲い掛かりそうなキュルケ。
 才人は逃げるが勝ち、ということで、デルフリンガーを抜く。
 助走をつけて、サラマンダーを飛び越える。着地すると、すぐさまルイズを回収した。何故か自然と涙が溢れた。

「ちょっと放しなさいよっ!」

「すみませんでしたぁぁぁぁっ!」

 ルイズに謝ったのか、キュルケに謝ったのか、とにかく才人は叫びながらその場から逃げ去った。

プロローグ 召喚の儀式

2013.02.23 (Sat)
 コンテンツもなく寂しいブログなので、にじファンに投稿していた『中二病ルイズ』を置いてみる。枯れ木も山の賑わいとはこのことですねぇ……。それにしても、酷い中二。冗談ではなくガチの中二。
 自己紹介でもちょこっと書きましたが、カテゴリに付いている通り旧版です。つまり投稿していた時のに全く手を加えていません。

<初見の方への作品紹介>
 幼い頃にアカデミーの事故に巻き込まれて、異端の知識を得たルイズがなのはのデバイスっぽい杖と一緒に暴れまわる物語。地味にクトゥルフ神話とクロスしていたり、原作改変があちこちに見える。最強でチートで中二病で傍若無人なルイズが見たい人は、挑戦してみるといいと思います。

 以下が本編です。





 ルイズは嘲笑と蔑む視線の中、いつもと同じく自信満々に微笑んでいた。

「ふふふ、遂に来たわ。この偉大なるわたしの使い魔……その姿を今こそここに!」

 小さな笑いだったものが、ルイズの言葉で哄笑へと変わり、場を笑い声が包んだ。
 教師であるコルベールは笑いはしなかったが、ルイズには余り期待していなかった。
 当然だ。ルイズという名の少女は、魔法の才を持たず、それこそ平民と変わらない存在なのだから。ヴァリエールという名が無ければ、学園内で悲惨な扱いになっていたことだろう。

 周囲の笑い声に反応せず、ルイズは精神統一に入った。

(できる。わたしに不可能は無い。不可能を可能にすると書いて、ルイズと読む。そう、そうなのだ。問題などない。あるとしたら、使い魔が余りに強力過ぎて、召喚の際に周囲の人間を根こそぎ消し飛ばしてしまうぐらいだろう)

 色々と無駄な思考を一通り流し、雑念の処理を終えると、閉じていた目を開ける。決意に満ちた意志の強い瞳は成功を確信していた。
 ルイズの持つ杖の先端にある透明な宝石がチカチカと点滅した。

『ルイズ様、成功するイメージを強く持つのですよ』

「うん、ありがとう、ソフィア」

 杖――ソフィアに答える時だけルイズは年相応の笑顔を見せた。
 ゆっくりと詠唱を開始する。
 流石にクラスメイト達も黙った。

「――使い魔を召喚せよ!」

 そしてルイズは沈黙に満ちた中、詠唱を唱え終えた。
 その瞬間、地面を抉るほどの大爆発が起きた。




 一部の生徒が気絶したのを確認しただけで、ルイズは構わず精神統一に入る。

(先ほどのあれはミスではない。完璧の代名詞たるわたしに失敗など有り得ない、そう、あれはブリミルのお導き、あのままではわたしに相応しくない使い魔が現れたに違いない。ああ、やはりわたしは神に愛されている。まあ当然だけどね)

 自画自賛を終えたルイズは、周囲の野次を気にせず詠唱を開始した。
 朗々と紡がれる詠唱にミスは無い。
 綺麗な声で、理路整然と無駄なく紡がれる詠唱文はルイズのオリジナルだ。

 幼い頃より持ち前のハイスペックを持ってして、魔法の効率的な方法を模索した結果、詠唱の短縮がまず最初に浮かんだ。そしてその通り、発動までの時間を短縮しつつ効果を上げることに成功した。

「始祖ブリミルよ、わたしに最高の使い魔を与えたまえ!」

 爆発に備えていたクラスメイト達は、煙しか発生しなかったので安心し、胸を撫で下ろす。
 煙が立ち込めていたため、視界が悪い。

「成功した……?」

 クラスメイトの一人が呆然と呟く。
 ルイズは周囲のリアクションを無視し、煙の発生源へと向かった。
 そこには、不思議な衣服をまとった男がいた。

「頭が……くらくらする。ってあれ? ここどこだよ!」

 男は座り込んだまま、頭を押さえていた。落ち着いて来たのかきょろきょろと忙しく首を振って周囲にを見回していた。
 ルイズは奮然とした足取りで近付き、男を見下ろした。思わず口の両端が吊り上がる。

「やはり人間か……。それも、持ち物を見る限りあの道具達と同じ世界から来たのかな……」

 ルイズは男の目線に合わせるためにしゃがみ込んだ。

「少年、このハルケギニアにようこそ。歓迎しよう」

 顔をずいっと近づける。
 男は突然の場所移動、そして美少女であるルイズに顔を寄せられ戸惑いが増した。

「は? え? ちょ、はい!?」

「なに、すぐ済むわ」

「いや、なに……っ!?」

 まだ混乱し続ける男の唇を、ルイズは容赦無く奪った。

業務報告その1(宵闇)

2013.02.15 (Fri)
・納品報告
 ツイッター、異界ときて最後にブログでの報告と今更ですが、
 『華羅ch 迷子の業魔くん』
 一本目の納品完了です。お待たせ致しました。

 元々は特定の依頼所からの参加しかされない方も、どうにか参加して頂けないかな、という考えから華羅chは誕生しました。予想以上に便利なので、今後も有効活用しようかと考え中です。公式NPCのハンドルネームを考えるのが楽しくなってきてしまった……。


・進捗状況
 二本目は現在プロット作成中。予定よりは早く審査に提出できると思います。


・受注一覧
 シナリオノベル+が三本(相談中)


・その他
 シチュノベ企画妄想中。学院生活を書いてみたいなぁと。需要があるかは謎ですが。
 シナリオノベルハーフ案妄想中。ハーフである必要性、というのを念頭に考えて頭がオーバーヒートしています。難しいです……。
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